ビールと発泡酒の違い

ビールと発泡酒の違い
レジャーや飲み会では欠かせない酒類、ビールや発泡酒なんかはその代表といってもいいでしょう。お手頃な値段で楽しめるお酒ですがそもそもこの二つ、どこが違うのか分かりますか?この二つは酒税法によってちゃんと分類されています。

「ビール」とは大麦を主な原料として使用し、発芽させた麦芽を酵母で糖化させ、さらにビール酵母でアルコール発酵させたもののことを言います。酒税法により、麦芽の使用比率が66.7%(3分の2)以上のものを「ビール」と定めています。また麦芽以外の副原料についても、使用できるものが決まっています。

酒税法で定義されているビール(アルコール分20度未満のもの)とは、「麦芽、ホップ、水を原料として発酵させた麦芽100%ビールで、アルコール濃度は1%以上の飲料である」と「麦芽、ホップ、水、及び米やその他の政令で定める副原料を原料として発酵させたもの(ただしその原料中当該政令で定める物品の重量の合計が、麦芽が重量の100分の50を超えないものに限る)」の二つになります。

これに対して「発泡酒」は、麦芽または麦を原料の一部とした酒類で発泡性を有するもののことを指します。麦芽比率は50%以上のもの、50%未満~25%以上のもの、25%未満のものの三種に区別されています。またビールに使用できない副原料(オレンジピール、ミントなどのハーブ系他)を使った場合も「発泡酒」の扱いになります。

麦芽比率が低いところから、酒税比率が変動しビールに比べると値段が安くなります。三段階に分けられている発泡酒ですが、麦芽比率が高い発泡酒は値段も上がり売れないので、今市場に並ぶ発泡酒は25%未満規格の発泡酒だけになります。

独特な苦味が特徴のビールですが、製法や主原料が異なる発泡酒はビールと比べ、やや味が薄く苦味が少ないという声が多いようです。日々それぞれの会社独自に製法を工夫し、低価格でもビールに近い味わいを実現させるための努力と苦労を重ねています。