「ビール」と「発泡酒」の違い

「ビール」と「発泡酒」の違い
ビールと発泡酒の大きな違いは、「麦芽の使用率」と「使用原料」の二つに分かれます。また日本には酒税法という法律があります。ビールと発泡酒、共に適用されていますが、税率も異なります。

「ビール」に区分されるお酒は、原料となる麦芽が3分の2以上使用され、副原料とされるものについても政令により限定されています。(麦芽、麦、ホップ、でんぷん、とうもろこし、米)等が対象となります。

「発泡酒」は麦芽の使用率を低くして、酒税法上認められていない副原料で造られているものです。麦芽使用率は3段階に分けられていますが、現在では麦芽使用率が25%未満の規格のものを指します。

ビールは本場ドイツでは、麦芽、ホップ、水以外を使用して造られたものは「販売出来ない」とされています。本場のビールを学び、日本で研究を重ねて造られたのが、サッポロのエビスビールです。通称「エビス」は、麦100%がウリで、多くのビールの中でも一番高価で味わいも深いとされています。

また「ビール」好きな人は「発泡酒」は「味は薄く、苦味が少ない」と敬遠しがちで、「飲みにくい」とされていますが、お酒に弱い人や女性には、あっさりした味わいが、ビールより良いと好まれています。

発泡酒はビールに比べて値段が遥かに安い時期がありました。1994年から2000年代まで多くの人に愛され、アルコール飲料売れ筋トップの商品となっていました。しかし、その反面ビールの売り上げが格段に落ちたのです。

結果、ビール会社も売り上げが減って困り、酒税を定めている日本の政府も頭を悩ませました。今までビールで補っていた酒税が減少したからです。

ですから2度の酒税改正と第三のビールと呼ばれる麦芽使用0%のアルコールの登場により、2000年代後半から売り上げは一気に落ちています。

ビールが多少好きな人ならば「エビス」と他のビールの違いがはっきり分かります。それと同じでビールと発泡酒の味の違いも、お酒を飲む人ならば直ぐに気付きます。

酒税は215円の「ビール」ならば77円程度。159円の「発泡酒」ならば47円程度となっています。