「醸造酒」と「蒸留酒」の違い

「醸造酒」と「蒸留酒」の違い
醸造酒と蒸留酒の大きな違いは含まれているアルコールの種類の違いです。

醸造酒は酵母により、醗酵後に処理をしないため、含まれるアルコールは一種類ではなく、数十種類に及ぶアルコール成分が含まれているのが特徴です。アルコール成分の種類が多いため、多様な味を醸し出すことが出来ます。

蒸留酒は醸造酒をある一定の温度で温めます。定められた温度で揮発されるアルコールですので、一種類のアルコールのみを摘出します。代表的なのはウイスキーや焼酎です。

醸造酒は沢山のアルコールを含み、蒸留酒は一種類のアルコールだけを含みます。人間がアルコールを摂取した時に、それを分解してくれる内臓は「肝臓」です。ですからアルコールが一種類しかない蒸留酒は効率よくアルコールの分解を行います。

しかし、醸造酒の様に沢山のアルコールが含まれている場合は、処理能力が追いつかなくなってしまい、分解が遅れます。ですから醸造酒は二日酔いになりやすいのです。

醸造酒は「日本酒」「ワイン」「紹興酒」「ビール」「発泡酒」等であり、蒸留酒は「ウォッカ」「テキーラ」「ジン」「ラム」「焼酎(甲類・乙類)」「ウイスキー」「ブランデー」「ピンガ」「アラック」等です。

前述した通り、肝臓に優しいのは蒸留酒です。不純物が入りにくいこれらの飲み物は、次の日に残りずらくなり、肝臓への負担をかけにくくなります。日本人の多くはビール好きな人が多いです。ビールは醸造酒ですので、翌日に残りやすくなります。

ですからアルコールに弱いけれど、何らかのお酒を飲みたいと言う人は「蒸留酒」である「焼酎」や「ウイスキー」等がお勧めとなります。

また人によっては毎日晩酌をする人もいるでしょう。家呑みの場合はビール、焼酎の二つが定番です。種類によりけりですが、価格がお手頃だというのもあるでしょう。ビールは醸造酒ですので翌日に残りやすく、焼酎は蒸留酒ですので、残りにくくなります。

翌日に大切な仕事やイベント等が控えているときは、出来るだけ蒸留酒をメインとした方が身体に良いです。