「サイダー」と「ソーダ」とラムネの違い

「サイダー」と「ソーダ」の違い
「ソーダ」は一般的に「炭酸水」を指します。昔は温泉の温度が低い「鉱泉」から湧き出る炭酸水を瓶詰めしていたものです。ペリエ等が有名です。後々、一つの飲み物としての地位を確立して、製造されるようになりました。

ペリエなどをシロップで割ったものが「炭酸水」と呼ばれるようになり、現在喫茶店等の飲食店にある「メロンソーダ」や「クリームソーダ」として大衆に飲まれるものとなりました。

明治時代では東京・銀座に「ソーダ・ファウンテン」というお店も出来ました。ソーダ水は昔は薬局で売られていた飲み物だったのです。ちなみにコーラも当初は薬局での販売が起源でした。

サイダーは、ヨーロッパで発売されていたりんごの発泡酒が始まりです。日本ではノンアルコール飲料として発売されました。現在でも有名な「三ツ矢サイダー」が日本でのサイダーの始まりです。当初の品名は「三ツ矢シャンペンサイダー」という名称でした。

しかし、品名の中に「シャンペン」という言葉が含まれているので、「消費者からアルコールが入っている」と誤解を受けて、「シャンペン」の部分を抜いて、現在の「三ツ矢サイダー」となりました。

起源としては、「ソーダ」は普通の炭酸ジュースとして、「サイダー」は当初はアルコール飲料だったものを改良したものです。このように起源自体は大きく異なります。

現在「ソーダ」と「サイダー」の違いの判別方法は、糖分や香料が含まれているか含まれていないかで判別します。「サイダー」は本来は味の付いていない炭酸水であり、「ソーダ」は糖分や香料を加えた炭酸水を指します。

起源は大きく異なる二つの飲料水ですが、現在では特に明確な違いはありません。どちらも炭酸水に何らかの甘味料や香料などを混ぜて、飲みやすくしたものです。

強いて違いを挙げるのならば「サイダー」は「無色透明」で味のある炭酸水である事で、「ソーダ」は様々な「着色」が施された味のある炭酸水というところです。

サイダーをビー玉のあるあの独特な瓶に入れると、ラムネになります。ちなみに、ラムネの語源はレモネードが日本風になまりラムネとなったそうです。サイダーは、飲料の多様化また、お茶などの無糖飲料の人気が高まっていることから飲料全体の販売量を占めるサイダーの割合は低下傾向にあります。日本における各地の小規模製造者の製造するサイダーはご当地サイダーと呼ばれます。