「唐揚げ」と「竜田揚げ」の違い

「唐揚げ」と「竜田揚げ」の違い
唐揚げと竜田揚げの違いは発祥の地から異なります。まず唐揚げは中国が発祥の地であり、竜田揚げは日本が発祥の地です。

唐揚げは片栗粉や小麦粉などをまぶして揚げる料理です。竜田揚げは唐揚げとは別物ではなく、唐揚げの中の一種に分類されます。

大きな違いとして中国で生まれた唐揚げは「ニンニク」を多く使う傾向がありますが、竜田揚げは日本で生まれたものですので、ニンニクは殆んど使いません。醤油とみりんがメインとなってきます。

唐揚げは本来は「空揚げ」と言われており、その名称の通り、何も付けずに揚げるだけとされていましたが、実際は様々なものを付着させて揚げます。また唐揚げの「唐」という文字は中国が「唐」と呼ばれていた時代に伝わってきたからだとされています。

竜田揚げの名称の由来は奈良県にある竜田川だとされています。竜田揚げは肉に下地をつけ、衣には味をつけません。肉を揚げた時、衣が薄い箇所は赤色に見え、衣が厚い部分は白くみえます。

その外見から、竜田川は白く、川に流れる紅葉が赤く見えるところから「竜田揚げ」という名称が付けられたと言われています。

調理方法は、唐揚げの場合大きく分けると「衣に様々な調味料を入れて味を付ける」方法と、「肉に下味をつける」という二つの方法に分かれます。竜田揚げは後者の「肉に下地をつける」調理の仕方を指します。

まとめますと、唐揚げは中国、唐の時代に伝わってきた事から名称に「唐」が含まれています。それから調理方法は肉に下味を施すのではなく、衣に様々な調味料を施して揚げる事です。

そして竜田揚げは奈良県にある竜田川の自然の色に由来していて、先に肉に下味を施してから揚げる事です。揚げた色合いが竜田川とそこに流れる紅葉に似ている所から「竜田」という名称が付いたのです。

「唐揚げ」と「竜田揚げ」の違いの説明をするならば、「唐」が付いている理由と「竜田」が付いている理由を挙げれば良いです。また肉自体に味を付けるのと、衣に味を付けるという違いが分かっていれば、他に大きな差はありません。