小口ねぎ・わけぎ・あさつきの違い

小口ねぎ・わけぎ・あさつきの違い
小口ねぎ(小ねぎ)は、通常スーパーなどで販売されている青ネギ(葉ネギ)を早い時期に収穫したものです。小ねぎ・細ねぎ・万能ねぎなどの名で売られていて、太さが約5ミリ程で長さも50センチ程度です。

「万能ねぎ」の呼び名が広く知られているので感違いしそうですが、小ねぎとしては博多・大分のものが評価も高く有名です。

料理の色どりや薬味などに使われますが、「あさつき」との混同があります。万能ネギは九州福岡朝倉市「JA筑前あさくら」の登録商標名(商品名)なのでモノは同じです。

最大の違いは小口ねぎは種子から出来る事です、わけぎ・あさつきは球根から成長します。

わけぎはねぎと玉ねぎの交雑種で、茎の地下部は赤褐色の特徴があり、もとはギリシャが原産の緑黄色野菜です。ねぎと玉ねぎの雑種なのでネギとは別ものになる、生育上枝別れする事からこの名が付いたとされています。

球根から成長するので、根元付近がねぎよりも膨らんでいるのが特徴です。広島県が全国出荷量日本一で、全国生産量の約半分を生産しています。熱を通すと甘味が増すので「ぬた」や「味噌汁の具」「煮込み料理」などによく使われます。

あさつきなどのように薬味に使われる事はあまりないようです。収穫は背丈が約25cmくらいになった頃に、3cmから4cmくらいの株を残して刈り取ります。するとまた伸び始めてきますので、2~3回繰り返し収穫できます。

あさつきは、冬の野菜でユリ科のなかでも細い品種で、東北地方や北海道で自生する野生のねぎです。特性として一般的に出回っている「ねぎ」に比べて薄い緑色をしています。

細ネギとよく似たとても細い葉が特徴で、ラッキョウのような地下茎がありハーブの一種「チャイブ」などの変種です。冬から早春にかけてが旬です、夏の暑い時期には葉のほとんどが枯れてしまい休眠状態になります。

ネギの成分である硫化アリルが豊富で少し辛味を感じますので、薬味としての利用がメインです。また薬味のほかにも煮物・炒め物でも幅広く利用されるため、「万能ねぎ」との混同にも繋がってしまいます。