「ポリエステル」と「アクリル」の「毛布」の違い

「ポリエステル」と「アクリル」の「毛布」の違い
ポリエステルもアクリルも共に化学繊維ですが、これらの毛布の違いは何でしょうか。

ポリエステルは綿の代替え品として衣類の生地に多くつかわれる繊維で価格は安いです。それに対し、アクリルはウールに似せて作られ、保温性のより高い素材としてセーターや毛布の原材料となり、価格はポリエステルよりも高いです。

もともと毛布にアクリルが使用されるのは当たり前でした。ところが2008年以降ここ最近、アクリル価格が高騰し、毛布メーカーとしては販売価格を維持するためコストを落とす苦肉の策として原材料をアクリルからポリエステルに変えられています。

ポリエステルはアクリルと比べると保温性に欠ける部分があります。しかし外見上は全く見分けがつきません。現在スーパーやホームセンターで販売されている毛布で6000円未満の毛布は、ほぼポリエステルの毛布でしょう。

アクリル毛布のいいところは、保温性に優れていて暖かい、肌触りはふっくらとソフトで、耐久性に強く、縮んだりシワになりにくい、虫食いの心配がなく、保管が楽、抗菌や防臭など様々な効果のある毛布が作られています。また悪い点は、吸湿性はあまりないため、蒸れます。耐熱性が低く、すぐに溶けてしまうという点もあります。

ポリエステル毛布の良いところは、軽くて軟らかい肌触り、耐熱性があることです。悪い点は、静電気が起きやすいところです。

また、アクリルは強化ガラスに利用され、ポリエステルはペットボトルに使用されている物質です。

合成毛布、マイヤー毛布と言えば、羊毛(ウール)に似た性質のアクリルが素材として使われてきましたが、原油高騰によりアクリル毛布の値段でポリエステル毛布の値段が買えるのが現状になってきました。

アクリルはポリエステルより優れ高め、ポリエステルは劣り、安めというのが現実で、素材の特徴もそれぞれに違うのですね。
一番いいのはウールの毛布なのでしょうが、お手頃でウールに近い毛布、アクリル毛布は優秀な合成繊維と言えるのではないでしょうか。