クリニックと病院の料金の違い

クリニックと病院の料金の違い
クリニックは、大きく、診療所のことをいいます。
以下、診療所(クリニック、医院)と病院の違いを書いていきます。

入院ベッド数が0-19までのものを診療所、20床以上の入院ベッド数のあるものを病院と呼びます。

料金体系は、病院と診療所で異なります。

正式には診療報酬といい、初診料は病院・診療所の区別なく270点(1点=10円で、2700円、窓口での患者負担はその3割負担はその3割ですので810円です)ですが、再診料は診療所は70点、20-199の病院は57点、200床以上の病院は71点となっています。

また、200床以上の病院は再診料とは呼ばず、外来診察料と呼びます。これは、料金に差をつけることで患者を誘導するために設定されています。

つまり、200床以上ある大病院の場合は、原則として重症の患者を診たり、検査・手術をメインに想定していて、そのための設備やスタッフなどを充実させておく必要性から高い料金を設定しておく反面、風邪など軽症の患者、慢性疾患など、一般の診療所や小規模病院でもじゅうぶんケアできる患者にとって、大病院の敷居を上げたというわけです。

また、診療所は専門科目に絞って地域を根ざした、かかりつけ医という役割にするべく、病院よりも点数を低くして経営を安定させるという趣旨です。

他にも、病院は院外薬局で薬を受け取ることが多いですが、診療所では院内投薬が多いです。

これでも、点数が若干低く出ます。そういう意味で診療所・クリニック・医院は敷居が低く、掛かりやすいと言えます。

今現在、厚生労働省では、病床200以上の大病院の初診料を全額患者負担にするという動きがあります。

大病院の敷居をますます高くする目的、大病院でしかできない治療(最先端医療や手術、がんなど高度医療を必要とする病)を円滑にしやすくする目的です。

また、大病院にかかりにくくなる問題点としては、大がかりな検査を必要とする病気の見落としや、近くに診療所がない人への対処などでしょう。

再診料金的に一番かかりやすいのは20-199床の中型病院ではないでしょうか。