スチールとステンレスの違い

スチールとステンレスの違い
■スチールとは

スチールは日本語で「鋼(はがね)」を意味します。
鉄を母材に微量の炭素を配合したものです。

■ステンレスとは

正式名称は「ステンレス・スチール」(錆びない鉄)で、スチールの一種です。
「不銹鋼」(ふしゅうこう)、「ステンレス」、または「ステン」などと呼ばれます。

JISにおいて主に「SUS」の略号が付けられる事から「サス」とも呼ばれる。

ステンレスには鉄は使われていませんが、材質によっては錆びるものもあります。
ステンレスの「ステン」は日本語で「汚れる」「錆びる」という意味です。

■どういった物、どういった時に使われやすいか

ステンレスは錆を防ぐためのめっきや塗装をしなくても済むので屋外や湿気のある場所、化学薬品を扱う機械器具 、厨房設備で用いられます。

また、構造物や鉄道車両の外面、部品に用いられます。

スチールは建築物では、構造体や外壁、建具等さまざまなものに使用されます。

■スチールとステンレスの長所と短所

・スチール

長所「安い」「加工しやすい」
短所「重い」「錆びる」

・ステンレス

長所「錆びにくい」
短所「重い」「高い」「加工しにくい」

■手入れの仕方

・ステンレス
ステンレススチールは錆びにくい金属ですが、錆びない金属ではありません。

ステンレススチールの成分は鉄、クローム、ニッケルなどですが、このなかのクロームが空気と触れて形成される酸化被膜が錆びを防ぎます。
しかしケースに付着する汚れ、汗、ゴミなどによって酸素の供給が欠乏しますと酸化被膜が破壊され錆びを招きます。日頃から柔らかい布で拭いて手入れをする必要があります。

・スチール
クリーニングはできるだけ頻繁に行い、中性洗剤で汚れを洗い落とし、その後水洗いで洗剤を完全に流し取った後、水滴が残らないように十分に乾燥させます。