ヘルパンギーナと手足口病の違い

ヘルパンギーナ 手足口病
この二つの病気は似ていて、判断が難しいものですが、症状として少し違いがみられます。

ヘルパンギーナは、39度から40度にかけての高熱が突然出たり、口の中に水泡が拡がります。しかし、手や足に水泡が拡がることはありません。

それに対し手足口病は、37度から38度の熱が出ますが、出ない場合もあり、口の中に水泡が拡がっていき、それがまた手や足、全身に拡がります。

そしてこの二つの病気はともに夏に発症することが多く、簡単に違いを述べるならば、見た目が手足口病ほど派手でないものの子どもが辛いほうがヘルパンギーナで、見た目は派手であるが子供は元気なほうが手足口病になります。

熱があるかないかで子供にとっての負担は大きく変わってくるようです。

ヘルパンギーナの原因となるウイルスは、エンテロウイルス属で、エンテロとは腸管を意味し、腸管に増殖していきます。また、コクサッキーA型ウイルスもあり、再発の可能性も出てきます。水ぼうそうなどは一度かかるともう発症しないといったことがありますが、ヘルパンギーナは違うようです。

手足口病の原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA群とエンテロウイルス71型で、原因ウイルスは多くあります。

どちらの病気もともに、飲食を子どもが嫌がることが多いので、脱水にだけは気を配るようにしましょう。ゼリーやプリン、そうめんといった喉越しのいいものを選ぶといいでしょう。

この二つの病気の感染経路としては、飛沫感染、接触感染、糞口感染となります。おむつ交換などをしていても感染する場合があるので、手洗いうがいを心がけるなどして感染を防ぎましょう。

手足口病には特効薬というものがありません。薬を飲むにしても痛みを緩和するような鎮痛剤になってきます。ケアをしつつ自然治癒を待ちましょう。

かゆみの原因にもなるので部屋の温度を暖め過ぎないようにしたほうがいいでしょう。

この二つは、種類的には同じ病気でも子供にとっての負担などが変わってきたり、ウイルスの数は手足口病の方が多いということが違いとして挙げられます。