初詣において、「お寺」と「神社」の違い

初詣において、「お寺」と「神社」の違い
初詣をするお寺と神社の違いについて、まずお寺と神社の区別がつくようにします。

■神社

神社には神主さんと巫女さんがいて、鳥居と拍犬がいます。

神社は、日本古来の「神道」という教えに基づき、その土地の神を祀っています。
名前に「神宮」「大社」とつくのは大きな神社の特徴です。

神社の鳥居は結界をあらわし、神々の住む聖域と人間の世界を分ける象徴となっています。

神社を参拝する際に、“二拝二拍手一拝”というものがあります。

【二拝ニ拍手一拝の作法】
1 拝殿の正面に立ったら軽く会釈をし、鈴を鳴らす。
鈴は邪気をはらう力があると考えられており、鈴の音で邪気を払うのではっきり音を鳴らします。

2 賽銭箱に賽銭を投入する。
ささげ物として神前に米を撒く風習の名残です。大事な米や銭も何の代償もなしに散ずることは私欲があってはできないことなので、賽銭を投げることによって心のもやを払うという意味があります。

3 二拝(2回頭を下げてお辞儀をする)
神への敬意を示します。

4 まずは胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらしてニ拍手。
その後、指先をきちんとあわせて祈りを込めてから手を下ろす。
掌をずらすのには神と人とがまだ一体になっていないということで、二度手を打つことで神を招き、その後掌を合わせることで神人が一体となり、祈願をこめて神の力を体得するからだそうです。

5 最後に一拝をして終了。
もう一度お辞儀をすることで神を送り返します。

※「二拝二拍手一拝」が参拝作法の基本となっておりますが、神社によっては特殊な拝礼作法を行っているところもあります。

■お寺

古来、中国などから伝わった「仏様」が祀られ、仏像が飾られているのがお寺です。

名前に院、寺院、大師などがついていたらお寺の一つです。

お寺には僧侶とお坊さんがいます。
お寺に参拝する際には、数珠を持っていく必要があります。
合掌の際の数珠の掛け方は、宗派によって異なるのであらかじめ確認しておきます。

【お作法の仕方】
1 本堂の手前にお線香焚き場がある場合は、お線香を焚く。
2 本堂に進んだら鐘を鳴らす。
3 鐘を鳴らしたらお賽銭を納め、静かに合掌をし昨年1年間の感謝の気持ちと今年のお願い事をする。

神社参拝の時のように手を打たないように気をつけましょう。

お寺に納めるお賽銭には、「お布施」の意味があります。
金銭を差し上げる事で自らの煩悩を捨てて「修行をさせていただく」ということを意味します。

参拝が終わったら朱印を頂いて帰ります。

■初詣にいくとき

初詣にどちらに行ったほうがいいか判断するのに簡単な判断方法があります。

神道の方は神社へ行き、仏教徒の方はお寺を参拝します。

特に進行している宗教がない(無宗教)の方はどちらを参拝しても問題ありません。