洋服の「身丈」と「着丈」の違い

洋服の「身丈」と「着丈」の違い
身丈と着丈はどちらも出来上がった和服の丈のよび方ですが、それぞれ意味は違います。

身丈とは、仕立て上がりのの長さ、出来上がりの着物の肩山から裾までの長さ、またはその寸法をいいます。

一般的に身丈は身長と同寸としますが、着付け時の腰紐位置が高い人、いかり肩、肉づきのよい人、帯の位置の低い人などは身長にいくらかプラスした寸法を身丈とします。
また着物の格、染めの着物、織りの着物など着物の種類によっても長さを加減したりする場合があります。

着丈とは長襦袢やコートをつくる・仕立てる際に必要な寸法です。身長の100分の80から83を基準とします。実測する場合は、首の付け根、首のぐりぐりから床までをまっすぐに測ります。

着丈におはしよりを足した寸法が身丈になります。

身丈は着物の場合は、身長とほぼ同じということになりますが、着丈はそのまま、着るものの丈です。着る人の身長は関係ありません。和服では身丈は関係ありますが、普段皆さんが着ている洋服の場合は、身丈を使うことはありません。

着丈だでが必要となってきます。また身丈は身長によってウエストや腰の位置が違ってくるので、デザインでいくらでも変わることができます。

洋服は着丈をしっかりと把握して作ればいいですが、着物は左右対称なため、打ち合わせがあり、たくしあげて着るものなので、標準寸法で仕立てれば、着付けでどうにでもなるという考えがありました。

しかし、美しく着心地よく着るためには、体にあった寸法で仕立てることが根本といわれるようになりました。

また自分の体型にあった洋服を着ることはお洒落の第一歩となります。もちろん、身丈も着丈も自分の体型にあった洋服を着るためには必要な寸法です。

洋服の場合は自分のサイズと洋服のサイズがピッタリか、またサイズ表にない場合はウエストとヒップサイズと着用時のゆとりの好みを基準に選ぶといいでしょう。

身丈と着丈を今まで気ににしていなかった人も、違いがあるということをしっかり知って、今後洋服や着物を着るときに気をつけてみてください。