霧と靄の違い

霧と靄の違い
霧は水蒸気を含んだ大気の温度が何らかの理由で下がり、露点温度に達した際に含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態をいいます。

靄も霧と同じで空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴となり、浮かんでいて見通しが妨げられている状態ですが、霧よりも薄い状態のことを指します。靄は1キロメートル先が見えるもので、霧は1キロメートル先が見通せなくなるものです。

そのため霧と靄の違いは「濃さ」にでてくるかと思います。霧や靄は微細な水滴が大気中に浮遊していることによって見通しが小さくなる現象であることです。大気中に浮遊する水滴が光を散乱するために起きるます。

一般的に単位体積当たりの水分量が多いほど見通しは小さくなりますが、同じ水分量でも小さい水粒が多く存在するときのほうが見通しが小さいです。よく耳にする濃霧注意報とは濃霧によって交通機関への障害が出ることが予測されるときに地元気象台から発令されます。

ほとんどの地方では大気の見通しが陸上で100メートル、海上で500メートルを下回る場合に発表されますが、地域によってはこれよりも厳しい基準のところもあります。

よく朝起きると霧が激しくて運転しにくいという経験をしたことはありませんか?なんと畑や田んぼにある水分が太陽の光によって蒸発するので見通しが悪くなっているのです。濃霧注意報をよく聞く季節は春です。そのため交通機関への乱れが大きく出るのも春だと思っていたほうがいいかもしれません。

雨の日に霧が多いと思いがちかもしれませんが、実は霧とは雨が降りきらないで地表付近まで雲の状態で下りてきている状態です。そのため霧が濃くなってくると雨に変わるということです。

夜のうちに地表付近まで雲の状態で下りてきて、太陽の光があたったら濃霧にかわっているということは多いかもしれません。そのため夜が気温が低く、昼間は暖かい春に濃霧注意報が出やすいかもしれません。靄は見通しがかすかに悪くなっている状態なので霧と判断するまではいかないかもしれません。