「病院」と「診療所(医院やクリニック)」の違い

病院と診療所(医院やクリニック)の違いは何でしょうか。
病院と診療所(医院やクリニック)の違いは何でしょうか。
病院とは総合病院など謳っている場所、診療所は近所の内科(個人院)というイメージがあります。

まず、診療所と医院とクリニックは違いはなく、同じです。

医療法では、医療機関(医療提供施設)として、病院、診療所、介護老人保健施設、助産所、調剤を実施する薬局の5タイプのみが規定されています。これが正規の名称です。

届け出では、いわゆる「屋号」という形で診療所であっても「~医院」「~クリニック」という名称をつけることができます。

クリニックと医院は「診療所」を別の言い方で言い表しただけなので同じです。診療所が開設時に許可・届け出を行う場合、名称は「~医院」「~クリニック」「診療所」のいずれもしようすることができますが、医療法第3条によると「病院、病院分院、産院、その他病院に紛らわしい名称を附けてはならない」とのことです。

診療所の定義は、「医師又は歯科医師が公衆または特定多数人のために医業または歯科医業を行う場所であり、患者を入院させるための施設を有しないもの、または19人以下の患者を入院させるための施設を有するもの」です。

病院は20人以上の患者を入院させる事ができる設備を持つ医療施設です。病院でも一般内科だけの病院や総合病院、多数の科がある病院や高度医療をする特定機能病院などがあります。

病院と診療所の違いは病床数にあったのですね。従って、病院の方が規模が大きい、診療所の方が小さいとも言えます。

病院・診療所の規模によって初診料や診察に関しても料金も違う場合があります。診察は点数で決められています。特別な高度医療の治療をする以外は医院などと変わりはありませんが、風邪など軽い疾患で大学病院や高度医療の病院に行った場合は、診察代が高いです。

診療所では3000円程度で済みますが、大きい病院は初診料を含む5000円以上は違ってきます。紹介状がないと2000以上は請求されます。病床200以上になる病院には簡単な病気で行くと高い費用負担になりますし、待ち時間も長いです。

病院と診療所の違いは、病床数でそれに伴って規模も違うのですね。