「交換」と「取り替え」の違い

「交換」と「取り替え」の違い
「交換」と「取り替え」は厳密には「同義語」とされています。言葉が違うだけで、意味は全く同じです。

辞書での「交換」は、

・取りかえること。また、互いにやり取りすること。
・ 電話の交換手、または交換台のこと。
・ 民法上、当事者が互いに金銭以外の財産権を移転することを約する契約。
とされています。

一方「取り替え」は、
・他のものと替えること。交換。
・新しいものに替えること。また、そのもの。予備。
とされています。

「取り替え」に関しては、詰め替え出来るシャンプーや芳香剤などの、「中身だけの商品」であり、新しいものと取り替える時に良く使われるようです。

「交換」と「取り替え」の使い方の例を羅列していきます。

「等価交換」

二つの異なる物質があり、それぞれが等しい価値である事を指します。よく使われるのはパチンコ屋では、1玉4円での貸し出しがあります。借りたパチンコの玉で遊戯して1万発を手に入れたとします。1玉4円なので1万発=4万円の価値があるという意義となります。

「オイル交換」

車のオイル交換はよく使われる言葉ではないでしょうか。通常「オイル取り替え」とは言いません。オイルは人体で言えば血液にあたります。大体3千キロ走行すると取り替えなければエンジンが壊れることもあります。燃費も悪くなります。

「オムツを取り替える」

赤ちゃんのオムツを取り替える時に用います。例えば夫婦で話をしながら赤ちゃんのオムツを交換する時は、「オムツ交換するね」というより、「オムツ取り替えるね」の方が自然な感じがします。これも人によりけりかもしれません。

以上のように言葉の意味は同じですが、その場、その時にあわせて「~を交換する」と用いたり、「~を取り替える」と使い分けする場面が日常生活で出くわします。

言葉の意味自体は一緒なので違いの説明が難しいですが、会話や語彙によって「交換」を使うのか「取り替え」を使うのかが変わってくるのではないでしょうか。