課題と問題の違い

課題 問題 違い
課題とは与える、または与えられる題目や主題のことをいいます。また解決しなければならない問題や果すべき仕事のことをいいます。そのため課題はこれから解決しようとするものを表します。

また課題とは問題を解決するために、行動を起こすことを意志表明したものと定義されています。

問題は解答を求める問いや試験などの問いのことをいいます。批判や論争、研究などの対象となる事柄や解決すべき事柄です。また困った事柄や厄介な事件も「問題」として表します。

また日本語は広義であることが特徴ですが、ビジネスの現場では「問題とは実際の姿である現状とあるべき姿である目標との差異」というように定義されています。

そのため私たち人間は定められた目標と現状の間に差異が生じると、その状況を問題だと認識してしまいます。

また問題には2つの種類があり、あるべき姿が明確に定まっており、共有できる場合とあるべき姿が人や状況によって異なる場合があります。

1つ目のケースは目標が組織や集団の中で明確に共有されていますが、現状がその目標との間に差異を生じていることです。このケースでは組織や集団内の誰もが問題を認識します。

2つ目のケースは組織や集団のメンバー間で、目標が定まっていなく、メンバーひとりひとりが描く目標が異なれば問題の認識も異なります。

課題と問題の違いは言葉で現すのはとても難しくなってしまいますが、課題は問題を解決するための取り組み対象を指し、問題は具体的な事象を指します。

例えば地球が温暖化して気象の異常が多いことは「問題」というのに対し、地球温暖化の原因と考えられる二酸化炭素の排出を削減することは「課題」になります。

また二酸化炭素の削減目標を達成できないことは「問題」で、削減するための新たな対策が必要となるのは「課題」となります。

問題があるからこそ、問題を解決しようと取り組むように課題ができるというのは一般的な流れとなります。そのため問題があるからこそ、課題ができるということになります。