戸籍謄本と抄本の違い

戸籍とは、「戸」として表わされる家族集団単位で国民を登録する目的で作成される公文書のことを言います。戸籍は、日本国民としての登録で、そこには本籍地、生年月日、父母の名、登録に至った経緯などが記録されています。

戸籍は誰でも取得できるものですが、出生届が出されていなかったり、住民票に記載がないと申請するのに時間を要します。

戸籍はその人がいる証とも言える重要な書類です。なので戸籍謄本はそういった情報が全て記載されているので大切に扱う必要があるでしょう。

戸籍謄本の「謄」には全文写しという意味があり、戸籍の原本の全てをコピーして市町村長名や公印などを押して証明した書類を戸籍謄本といいます。

一方の戸籍抄本の「抄」には必要部分写しという意味があり、本籍地、筆頭者の氏名、戸籍作成日、作成理由等が書かれた欄の戸籍の見出しと戸籍に記載されている人のうち一部の人の欄のみを抜粋してコピーして市町村長名と公印などを押して証明した書類を戸籍抄本といいます。

戸籍謄本も戸籍抄本もいずれも450円の手数料がかかります。料金は全国一律となっています。

戸籍が置かれている本籍地の市役所で誰でも請求が可能で、自分の以外にも他人のものも請求することができます。その場合には目的や理由がわかる資料が必要となります。

本籍地が遠い場合には、郵送で請求することもでき、便利になっています。

郵便請求の仕方は、便せんなどに氏名、住所、生年月日、本籍地の地名、筆頭者の氏名、使用目的を記載して、切手を貼った返信用封筒、郵便局の定額小為替を手数料分購入して同封します。

請求用紙はインターネットで役所のホームページからも取得することができます。

戸籍謄本と抄本の違いは、全文写したものなのか、必要な部分いわゆる申請したい者の情報のみ記載されているものかということだけです。

戸籍に書かれているものからいずれもコピーしているので、抄本は必要な情報しか記載されておらず、謄本は完全に複製されていると考えた方がいいでしょう。