世界遺産と世界文化遺産の違い

世界遺産 世界文化遺産 違い
世界遺産とは、ユネスコの「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)にもとづいて選ばれたものでです。

分類上、文化遺産、雄大な自然の風景などから選ばれる自然遺産、その両方を兼ね備えた複合遺産の3つがあります。

つまり、世界遺産に、世界文化遺産は含まれているということです。自然遺産や複合遺産、そして文化遺産などの総称が世界遺産なので、違いがあるとはっきり言えません。

世界遺産条約では、文化遺産は3つにカテゴライズされています。それぞれに於いて顕著に普遍的な価値があることが大前提となります。文化遺産のカテゴリーは、記念工作物と建造物群、サイト、です。

記念工作物とは、歴史上や芸術上、その記念碑的価値の認められた建造物などを対象としています。

建造物群は、単独の建造物でなく、複数の建造物群が一群として評価されたものです。サイトとは、建造物に留まらない地域一帯が対称となる場合に適応されます。

日本語訳では「遺跡」と訳されることが多いですが、日本語で一般的に言う「遺跡」とは意味が異なります。

世界遺産の登録基準は、登録基準に照らして「顕著な普遍的価値」を有することを世界遺産委員会で認められることが必要です。

委員会での審議に先立ち、ICOMOSが調査を行い、登録にふさわしいかどうかの勧告を行います。

文化遺産としての登録基準は、人類の創造的才能を表現する傑作、ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠など、伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。

顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品に直接また明白に関連するものなど、これらの基準はひとつだけ適用されることよりも複数の基準が適用されすことが多いです。

他にも登録基準は多岐にわたります。

世界遺産も多岐にわたり基準があり、選考されて遺産となることがあるのです。