動物と植物と細胞の違い

動物 植物 細胞 違い
細胞とは、すべての生物が持つ、微小な部屋状の下部構造のことです。生物体の構造上・機能上の基本単位であり、それ自体を生命体ということもできます。

細胞を意味する英語の「cell」の語源はギリシャ語では「小さな部屋」を意味する語です。この構造を発見したのはロバート・フックで、自著において「cell」と命名しました。

細胞は、生物の原始的な携帯である単細胞生物(細菌・原生生物など)では個体そのもの、複雑な多細胞生物では組織を構成する基本的な単位です。

すべての生物がこの小部屋上の下部構造「細胞」から成り立ちますが、一般に「生物の最も基本的な構成単位」と認められていて、細胞を持つことが生物の定義の一つとされることもあります。

この考えではウイルスやウイロイドは細胞を持たず代謝を行わないことや自己増殖できない点などから生物とはみなされません。

動物と植物の細胞の共通する部分は、ひとつの細胞に1個、核というものが存在し、内部に「遺伝子」を含まれていて、核膜という膜で覆われ、内部は粘り気の強い液体に満ち、酢酸カーミン液や酢酸オルセイン液に赤く染まるのが特徴です。

細胞質、細胞膜も共通して存在するもので、細胞質は細胞のほとんどを占め、その主成分は水とタンパク質です。

細胞膜は、細胞全体を包む外側の薄い膜のことで、水や養分など非常に小さい分子は通過できます。

以上は動物と植物の細胞に存在するものですが、植物のみ細胞に存在するものもあります。

植物にのみ存在するのは、成長した植物細胞にみられる液体で養分や老廃物の貯蔵に関係留守「液胞」、葉緑体(クロロフィル)を含みます。

また、緑色になっていて、光合成を行い、菌類は細菌類以外の植物の葉や茎などの細胞に多く見られる「葉緑体」、植物細胞の細胞膜の外側にある丈夫なセルロースでできた壁で、細胞内の保護や形を維持して植物のからだを支える役目があるのが「細胞壁」です。

以上の、液胞、葉緑体、細胞壁が植物にのみ存在します。