新幹線「のぞみ」と「ひかり」の違い

新幹線「のぞみ」と「ひかり」の違い
レジャー・旅行で利用者も多い新幹線ですが、普段使う機会のない人にはわからないこともあるのではと思います。新幹線には「のぞみ」と「ひかり」があります。距離が同じなのに料金が違ったりするこの二つ、違いは一体なんでしょうか。

東海道新幹線の開業時、新幹線の種類は「ひかり」と「こだま」しかありませんでした。各駅停車のこだまに対し、当時のひかりは東京、名古屋、京都、大阪が基本でした。そのうちひかりの停車を望む声が上がり、需要なども考慮して停車駅が増えていきました。現在の「ひかり」は急行または区間急行、準急とされています。

列車の性能と速度の向上によってひかりの停車駅はどんどん増えていきましたが、さらにスピードを重視し最速達列車として登場したのが「のぞみ」になります。登場した時は東京を出発し、名古屋も京都も通過して大阪に到着していました。こちらも停車駅が増え、現在の特急という扱いになっていきます。

停車パターンが増えていくにつれ「のぞみ」が停まるのに「ひかり」が停まらないなどの不思議な状態が発生し、ダイヤ改正で整理して…ということを繰り返し、現在まで運行されています。

現在では各駅停車のこだまを補完する列車という意味合いのある「ひかり」ですが、最優等列車である「のぞみ」に劣っているわけではありません。時刻表をよく調べてみると、「のぞみ」からこだまに乗り換えて行けるような場所に、「ひかり」だと乗り換えなしで行けるなんて場合も発生します。

自由席については同じ料金ですが、指定席では値段が変わります。閑散期と繁忙期によって料金の変動がありますが、「のぞみ」と「ひかり」でそこまで大きな違いはありません。新大阪から東京までが300円ほどと、数百円程度の差になります。時間も20~30分ほどなので、自分の都合で判断して利用しましょう。

速さ重視の「のぞみ」を取るか、料金の安い「ひかり」を取るか。自分の状況と目的に応じて使い分けたいですね。